家内制手工業

一度はやってみたい製本
家のプリンタが最大A4しか印刷できないので、今回はA5で作ることにしました。
「自家製 製本」なんかでググって出てきたサイトをいくつか参考にしました。
まずは本の中身を作ります。

0.用意するもの

紙とインクと原稿データ、プリンタとパソコン(ワード)

1.レイアウト

まずは原稿データをいじります。ページ設定で用紙をA5にし、上下左右の余白を調節、レイアウトを整えます。今回は41文字×17行、余白上下25ミリ左右20ミリ。「!」や「?」等の記号、改行位置、ルビ等が変になっていないかチェック。目次やタイトルページなんかも入れます。

こんなかんじ。
全てが終わったらデータを保存。以降このデータ(以降データ1と呼びます)はいじりません。

2.割付

原稿は16ページ単位で一つにまとめます。
図1
当然1の裏は2、16の裏は15です。重ねて真ん中で山折りにするとちゃんとページが繋がります。
つまりこんな感じで16ページで一つの本にし、後で繋げて一冊の本にするのです。
これは売ってる本でも同じです(多分)。巻末に同じレーベルの本の宣伝が載ってたり載ってなかったりするのはページ数を調節して16の倍数にするためです。

2.-1

まずは表側から。
新しいワードファイル(1-16表)を作って、ページ設定をデータ1と同じにします。
そこにP1→P16→P3→P14→P5→P12→P7→P10の順番でデータ1からコピー&ペースト。
A4の用紙をプリンタにセットし、1枚に2ページを印刷する設定にしてに印刷します。

2.-2

そして裏側。新しいワードファイル(1-16裏)を作ってデータ1と同じページ設定に。
今度はP15→P2→P13→P4→P11→P6→P9→P8の順番にデータ1からコピペ。
2.-1で印刷済みの用紙をプリンタにセット。P1の裏にP2、と順番どおりに印刷されるように用紙の向きや重ね方に注意して、1枚に2ページを印刷する設定にし、印刷します。ややこしいけど頑張ります。
出来上がったものを半分に折って順番に重ね、順番どおりになっているか、ミスがないかチェックします。これでひとまず出来上がり。
P17〜32、P33〜38…と、ひたすら同じ作業を繰り返します。

3.ノンブル

当然入れたいノンブル*1
しかし2.の方法を使うとフッダーが使えない…。
困った挙句、頭悪いのでこんな方法を使いました。
新しいワードファイルを作り、ページ設定で用紙をA4、上下左右の余白を最小値に設定(フチなし印刷とか出来ないプリンタなんです…。)
図1のようになるように、改行しまくって奇数は左下の隅、偶数は右下の隅に入れます。
これを印刷。
裏面の分もワードファイルを作り、↑で印刷した紙の裏に印刷。
ここでも順番通りになるように頭使います。あとタイトルページとかノンブル入れたくないところには入れないようにとか。


3.の作業は2.の作業より先にやっておいた方が、3.で印刷済みの用紙を2.に使用した方が、ややこしさがいくらか減ります。
1枚の紙を4回プリンタにかけることになるので、頭こんがらがります。
今この作業の最中。
これが出来たら続き書きます。
夜なべしてやってたら寝坊してバイトに遅刻した…

*1:本の端っこに印刷されてるページ数のこと