探偵ガリレオ/東野圭吾

探偵ガリレオ (文春文庫)

探偵ガリレオ (文春文庫)

寝ないために読書。
東野圭吾は好きな作家ですが、読んでない作品が多いです。
月9でドラマ化、主役は福山雅治、と聞いて、気になって買ってきました。
探偵って書いてるしこれミステリなのかなあ?でも月9でミステリなんかやらんよなあ、どれくらい本格なのかなあ、と思ったらがっつり本格びっくり。
え、これほんとに月9でやるの?いいの?
物理学者・湯川学が探偵役。湯川とは旧知の仲の刑事・草薙が奇妙な事件に頭を悩ませ、何かヒントを得られないかと湯川の研究室を訪ねる――という古きよき探偵と刑事のあり方。湯川学、って容疑者Xにも出てた人だよね?
ネタは全部科学的な色々。そういうコンセプトで書かれたシリーズだそうです。小難しいことを色々書いてますが、難易度はそんなに高くない。と思う。
東野圭吾って実はかなり理系。


この人の作品は何を読んでも安全だ、外れがない、と思ってるし好きなんだけど実はそんなに作品を読んでない、という作家さんが私には何人かいて、東野圭吾もその一人なんですが(他には宮部みゆきとか)、そういう作家さんて、色んなもの書いてる人なんですよね。作家の看板になるようなシリーズモノを書いてない作家さん。
例えば京極夏彦を読む場合、ウブメ面白い!と思ったら次には魍魎を読めばよいのですが、宮部みゆきを読む場合には、模倣犯面白い!と思っても、次に何読んでいいかわかんないんですよねえ。作品いっぱいあるし。どれ読んでもある一定のレベルより上にあるのは確かだから、じゃあこれはいつか時間が出来たら読もう、となってしまう。
要するに私はキャラ萌えの人ってことですかそうですか。