チーム・バチスタの栄光

いつ見たのか思い出せない…えーと、レディースデイだったから、2/20か。
原作の小説と比較したりするので、映画・原作両方のネタバレをします。未読・未見の方は要注意。
桐生先生の緑内障の伏線(握手の位置が妙に高い・田口が普通に手を出したら気づかない)が秀逸だった。
背中の真ん中にぶっ刺したチューブが脳までいっている、という理解は間違っていなかったようだ。
原作だと殺害に使われた劇物水酸化ナトリウムで、血液検査の結果に関する言及がなかったのは、脳と血管は別(つまり脳付近に劇薬ぶち込んでも血液には影響しない)なのかと思ってたけど、映画では血液検査対策で、麻酔薬が使われてた…え、どっち?原作で血液調べてなかったの?調べてたら何があったのかすぐに判ってたの?
映画だと死体のMRI撮る→犯人発覚まで大分時間があったが、あれの意味が不明。あの場で脳のMRI見てたらその場で解決したんじゃない?何で犯人泳がせたんだろう。次の患者さん危ない目にあわせる意味はないような…。
桐生先生の緑内障が発覚した後、垣内先生がバチスタを執刀するってのは、原作にはない流れだったので、もしや映画オリジナルのラストになるのかとちょっとわくわくした。
白鳥の変人度が減ってた。細かいエピソードが削られてたってのもあるけど、阿部寛=変人の図式が出来てるので、ちょっとやそっとじゃ変人に見えなくなってるのかも。男前の癖に変な役ばっかだよな阿部寛