図書館戦争シリーズ/有川浩

図書館内乱

図書館内乱

図書館危機

図書館危機

図書館革命

図書館革命

内乱がやっとこさ入荷したので、内乱以下の三冊を一気に購入(勿論自分の店で)。一気に読了。
不適切な(と判断した)図書を取り締まる「メディア良化委員会」と、図書館法を根拠に取り締まりに対抗する「図書隊」の抗争の歴史、そして主人公笠原郁とその上官、堂上篤の物語。
面白い。すんごく面白かった。
でも。あまーーーーーーい*1
面白いのに、今これ読むのはちょっと辛いです。しくしく。我が身を振り返って寂しくなります。当てられる…。
別冊も買ってあるけど、これはちょっと寝かしておこう。
書店がメディア良化法に対して無力なのが、書店員としてはちょっと納得がいかないけど。まあ、こちとら一会社員ですからね。
しかし有川浩という作家は何気ない心理状態を言葉にするのがうまい、と思う。
例えば中二ぐらいの頃にやらかした、今思い出すとベッドにもぐりこんで手足ばたばたさせたくなるような感じを「かゆい」とか。
私の頭じゃ思いつかないや。

*1:最近井戸田さんがこれ言うの聞いてないな。