森森森

サークル仲間とご飯食べに行って帰ってきて二時間くらい寝てそのまま起きててこの時間です。
学校にも行かず*1、バイトもせず*2、就職活動もせず*3、ここ何日か人が活動する時間に寝て夜はアルコール片手に読書する生活を送ってました。よくないよくない。今日の昼は頑張って起きてよう。

Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)

Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)

τになるまで待って (講談社ノベルス)

τになるまで待って (講談社ノベルス)

εに誓って (講談社ノベルス)

εに誓って (講談社ノベルス)

森の呪い*4がだいぶ前に解けたのでGシリーズはφしか読んでなかったのですが、ふと森博嗣の文章が読みたくなり、一気読みです。
んで、感想。ネタは割りません。割って感想言うほどのものでもないと言うか。
森博嗣本人はよく「どの作品から読んでもらっても構わない」とか「どの作品もそれ自体で完結している」とか言ってますが、どうなんですかそれ。
はっきり言って、近年の森博嗣は面白くない。S&MシリーズやVシリーズの初期なんかは本格ミステリ好きに評価される作品も多かったのに(実際に本ミスなんかでも上位に入ってたし)、Gシリーズはキャラクターに魅力を感じる人じゃないと読むのは辛い、と思う。そのキャラクターだって、切れ味が鈍っている。単に読者が森の作り出すキャラクターに慣れただけかもしれないけど。
作品同士がリンクしてる事は昔からよくあったけど、Gシリーズは更にそれが顕著。というか「以下次号!」みたいな、解決されない謎が多すぎる。シリーズが完結した後に一気読みした方がいいかもしれない。出るたびに買って読んでたんじゃわけわかんなくなりそう。全然一作で完結してないじゃないですか森先生。リンクし過ぎです。ネット上うろうろしてみたら赤柳初朗や海月及介についての推理がなされてましたが、よく皆そんな昔の作品覚えてるなあ。もういっそFから読み直すしかないような。
蛇足ですが、どうやら森博嗣は国立N大学を辞めたらしい。日記*5に大学に関しての記述が全くないからどうなんだろうとは思ってましたが…。N大で教員検索してみても引っかかんないし。うーん、これから専業作家でやっていくのか…。*6

*1:単位揃ってるのであんまり問題ない。

*2:結構問題あるなこれは。

*3:大問題です。

*4:次々出る森博嗣作品を大して面白くないなあと思いつつも買って読んでしまう病。

*5:http://blog.mf-davinci.com/mori_log/index.php

*6:庭弄りとか工作とかするんだろうけど。