観光北海道

去年は前日札幌入り→ライジングサン→朝ライブ終了後札幌駅に向かい車中寝ながら帰宅、という日程だったため、時計台すら見ずに帰ってきましたが、今年は親戚宅にお世話になったので、あちこち観光することが出来ました。というか今年も朝ライブ終わってそのまま帰る予定だったんですが、「どうせなら一泊して観光してから帰ったら?」と言って頂きました。おばさんありがとう。

17日

夜7時頃札幌着、駅まで迎えに来ていただいてサッポロビール園へ。私ビール飲めない(´□`)んですが、ジンギスカンうまかったです。

20日

ライジングサン終了して朝7時ごろに親戚宅に帰り着き、シャワーを借りて3時間ほど寝かせてもらった後、車で小樽へ。…北海道の人って運転荒い。ウィンカーなしの車線変更、交差点の中での車線変更当たり前。金沢も大概運転マナー悪いですけど、これは怖かった。それと、どうも北海道の高速には入り口がないらしい。ここから高速、みたいになってて、出口で「○○から来ました」と自己申告して料金払ってた…。なにそのシステム。無一文で運転しててうっかり高速入っちゃったらどうするんだろう。
まずおたる水族館へ。
ここです。→http://otaru-aq.jp/
オタリア(という海獣。アシカっぽい。)ショー、イルカショー、ペンギンショー、アザラシショー、トドショーを見ました。
一番出来が良かったのはイルカショー。しっかり調教されてる感じ。オタリアはご褒美の餌にがっついて飼育員さんに怖い顔で吠えてて、ちょっと怖かった。アザラシさんもおりこうさん。トドは飛び込み台からジャンプしたくらいでしたが、でかいから迫力があります。
特筆すべきはペンギンショー。飼育員さん登場、ペンギンに集合をかけますが一匹も集合しません。皆気持ちよさそうに泳いだり日向ぼっこしたりしてます。自由だ。
ショーは以下のように進行。
低い飛び込み台から飼育員の合図でペンギンがジャンプするはず→飛び込み台には上るものの飼育員がどんなに合図してもジャンプしない。
ペンギンがハードルを飛ぶはず(ペンギンは結構ジャンプ力があるらしい。)→係員がペンギンの前後にハードルを置くも、飛ばずに水の方に逃げる。
ペンギンが水の上に置かれた浮島の上を歩くはず(ペンギンは結構バランス感覚が優れているらしい。)→浮島の上に餌の魚を置くも、ペンギンさんたち泳いで浮島に接近、魚だけ食べる。
ペンギンが歩いて階段を上り、滑り台をすべるはず→飼育員さんが嫌がるペンギンを捕獲、階段の上にペンギンを置く。ペンギンさん、怒ってるのか餌をやっても食べない。滑り台は滑らずに歩いて降りました。
高い飛び込み台から飼育員の合図でペンギンがジャンプするはず→飼育員さんが合図せずとも勝手にペンギンが飛び込み台に上り勝手にジャンプ。
以上でペンギンが殆ど何もしないままショーは終了。最後に飼育員さんが集合かけたら終わって嬉しいのか最後だけ集まりました。いやあー自由だ。
これ書くために水族館のホームページ見てみたら、こう書いてありました。

ペンギンは前の日に覚えたことを翌日まで記憶していることがほとんどないのです。まことに残念です。

調教できないんじゃん。
展示の水槽はごく普通でした。特に珍しい魚はいなかった。北海道の海の幸がたくさん泳いでておいしそうでした。
この日は甲子園の決勝だったので入り口のテレビにたくさん人が群がってました。甲子園が気になってクリオネを見忘れました。
次に小樽市内で車を停め、お店でオルゴールやらガラスの工芸品やらを見て回りました。
帰り際、「凍れ館」という所に入りました。受付で防寒着を身につけ、扉の向こうはマイナス20度。もう涼しいのなんの。天井も壁も氷。オホーツク海から運んできた本物の流氷が展示されてました。氷の滑り台とかもあります。いとこ2人(小5と小1)大喜び。マイナス20度までになると湿度がないので息が白くなりません。親戚一家は7月に札幌に越してきたばかりで冬は未経験。頑張って下さい。この「凍れ館」にクリオネが展示してあったので、水族館で見忘れたクリオネを見ることが出来ました。どうせなら餌食べるところが見たかった。
小樽からの帰り、札幌市内を走っていて、車窓から有名な時計台を見ました。札幌の時計台は日本三大がっかり名所の一つだ*1と聞いていたので全然期待してなかったんですが、どうも期待しなさ過ぎていたようで、予想外に大きかったです。

21日

帰る日です。
朝早く札幌を出、函館で乗り換えの間に時間を取り、観光してきました。いざ五稜郭へ。土方歳三ファンとしてここは素通りできません。
土方さんの銅像。カコイイヨ。
五稜郭タワーに入ったらお土産コーナーに土方歳三グッズがあふれててびっくりしました。はやる心を抑えてまずはタワーに上ります。
五稜郭タワーhttp://www.goryokaku-tower.co.jp/
タワーに上るエレベーターがなかなか凝ったつくり。扉が閉まるとブラックライトがついて榎本武揚大鳥圭介土方歳三といった面々の写真が浮かび上がります。
展望台には座ってる土方さんがいます。
逆光できれいに写らず。
五稜郭の戦いをフィギュアで再現してました。*2
松前攻略のとき、土方さんが陸軍で大活躍していたので悔しくなった榎本武揚が海軍のいい所を見せようと開陽丸で援護に駆けつけ、しかし着いたときには松前は降伏していて、おまけに北海道の気候をなめていたために開陽丸が座礁してしまい、沈み行く開陽丸を見て土方さんががっくりきてるシーン。*3
箱館総攻撃」、つまり死ぬ直前の土方さん。
展望台を満喫した後、1階のお土産コーナーへ。すごい。すごいです。土方歳三マウスパッドとか土方歳三ジッポとかあります。ありとあらゆるものに土方歳三の名が刻んであります。京都よりグッズが充実してます。
土方歳三まんじゅう。基本。
注:ワインです。
「俺たち新選組!」イラストは左から近藤さん、土方さん、沖田さん。両端の2人は五稜郭の戦いのずっと前に死んでますが何か?
思った以上に土方歳三を満喫できて楽しかったです五稜郭。一つ難を言えば、五稜郭の戦いのジオラマの解説文で土方さんたちを「脱走軍」と呼んでいたこと。脱走したんじゃないやい!普通に「旧幕府軍」とか「箱館新政府軍」とかでいいじゃん。
とはいえ新撰組ファンの人(特に土方ファンの人)はぜひ一度五稜郭タワーへ。
五稜郭を見終わって駅に戻ったらちょうどお昼時だったので、駅前の朝市(一日中やってる)でごはん。私はウニイクラ丼を食べましたがその店の名物は「活いか踊り丼」だそうで、隣の席の人が食べてました。イカの刺身とイクラのどんぶりの上に生きたイカの下半身が乗っていると言う代物。このイカ、運ばれてきたときは大人しいですが、わさび醤油をかけると動き出します。そりゃあ傷口にわさび醤油なんかかけられたらイカだって悶絶するでしょうよ。結構壮絶でした。
その後電車に乗って実家へ。北海道旅行終了。余談ですが、小樽にも函館にも同じピンクのリストバンドを付けたエゾロッカーがいました。皆考えることは同じみたいです。

*1:あと2つはどこなんだ。

*2:普通これはジオラマと呼びます。

*3:かなりかたよった解説。