ゲームまとめ。

今更ですが。
はてな人力検索を使ったゲームに参加してました。
第0回(参加募集)http://q.hatena.ne.jp/1170598173
第1回http://q.hatena.ne.jp/1171208552
第2回http://q.hatena.ne.jp/1171813446
第3回http://q.hatena.ne.jp/1172419188
ルール:http://jinriki-games.g.hatena.ne.jp/keyword/%e9%9a%a3%e3%81%ae%e3%83%92%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%80%802nd%20season
大雑把に説明すると、

  • 参加者は13人。うち市民10人、真犯人1人、共犯者2人。真犯人は誰が共犯者か知っているが、共犯者は真犯人の名前は知らされていない。
  • 参加者は円卓に座らされていて、まず「右」か「左」か「正面」か、自分の向きを質問の解答に書く(それぞれの向きでどの席が視界に入るかは決まっている)。
  • 「視線の向き」を解答するのと同時進行で、犯人は「殺害目標」をゲームマスターにメールする。指名した人物と視線が合えば殺害成立。真犯人は2人、共犯者は1人まで殺害指定できる(指定しなくてもOK)。
  • 質問登録→「向き」の解答、殺害指定→解答オープン→コメント欄で喧々諤々→次の質問登録。このとき誰が殺されたか、殺された人物の正体(市民or共犯者)が明かされる。そして「告訴」の発表→「向き」の解答…という流れ。
  • 共犯者は真犯人もしくはもう1人の共犯者によって殺されるが、真犯人は例え共犯者に指名され、かつ目が合っても殺されることはない。
  • 犯人側は市民を1人以下に出来たら勝ち。市民は真犯人を「告訴」出来たら勝ち。ただし質問登録は10回まで。10回やっても市民が2人以上いた場合、時間切れで犯人の負け。
  • 「告訴」の手順は以下の通り。「向き」の回答オープン後、告訴人はコメント欄で「告訴する」と宣言する。この時誰を告訴するかは言ってはならない→証言者が「○○の告訴に証言する」と立候補する→告訴人は証言者を採用するかどうか決める→告訴人&証言者のペアが出来たら、指定された時間までにそれぞれが告訴対象者の名前をゲームマスターにメールする。

この時、

  • 告訴人と証言者の指定した名前が一致→被告が真犯人だった→市民の勝ちでゲーム終了。               
  • →被告が共犯者だった→共犯者は投獄(=ゲームから退場)。残りでゲーム続行
  • →被告が市民だった→被告は冤罪で投獄(=ゲームから退場)。残りでゲーム続行
  • 告訴人と証言者の指定した名前が不一致、もしくはどちらかがメールしない→告訴不成立→告訴人は責任を取って、ゲームから退場。証言者はお咎めなし。残りでゲーム続行
  • 質問登録時には凶行→告訴発表の順番で行われるので、告訴人又は証言者が殺されていた場合は告訴不成立。しかし誰が誰が訴えたかは全て発表される。

ルールはざっとこんな感じ。
当然告訴人の方がリスクが大きいが、ゲーム終了時にもらえるポイントが高額。
つまりAさんが死んだ→Aさんと目が合っていた奴の中に犯人がいるはず、と、視線の向きと、後はコメント欄で交わされる会話を頼りに犯人を推理するのです。
コメント欄で腹の探り合いしたり、ポイント送信を利用したメールでこっそり連絡取り合ったり。
いやあ面白かった!
終わってから参加者の方々のブログ見て回ったりしてます。自分も一生懸命推理してたんですが、他の皆さんにゃ敵いません…。今回、やっていくうちに「この人は市民確定」という方々が何人かいらっしゃったのですが、そういう方々が集まってダイアリーをプライベートモードにして作戦会議してたりとか。自分、めっちゃ疑われてたw
参加者の皆さんちゃんと自分にキャラつけてたりして、ちゃんと書いたら小説になるんじゃないだろうか、ってくらい。やっぱこのルールだと犯人は厳しいなあ…。
自分が名乗っていた「シーゲルソン」という名前はシャーロック・ホームズがライヘンバッハの滝に落ちてからロンドンに戻るまでに使っていた偽名。
いくつか覚書。

「全員で左を向く」作戦検証

初回に「全員で左を向くことにしよう」と提案する。→それを繰り返されては犯人は絶対勝てないので、犯人は裏切る。→確実に視線が合うので、4人殺される。→犯人3対市民6。視線の向きから誰が犯人か一目瞭然。でも上手くやれば「どいつが真犯人か確定出来ない」という状況も可能か。→生き残った市民6人で3組の訴訟。→今度はどれだけ視線が合うか微妙。犯人の席と運次第。0〜4人の殺害が可能。上手くいけば訴訟を全部潰せる。上手くいけば。→更に、犯人グループのうち2人が手を組むことによって市民1人を冤罪で退場させることが可能。
マックス4人殺害+冤罪で1人追放、で、上手くやれば犯人は勝てる。
市民側に必勝方法ってのもないのかな。実際問題としては犯人と目が合うのを避けるために裏切る市民が出る可能性も。

例えば自分が市民だった場合に「俺真犯人なんだけどお前共犯者だろ?手組もうぜ」と開始早々全員にメールしてみる作戦

まず真犯人に睨まれる。まあ真犯人1人なら目を合わさないようにすればなんとかなるが。共犯者は釣れる…のかなあ。問題は残りの市民にどう思われるかだ。運良く共犯者が釣れたとしても、回が進むにつれてばれる可能性大。

真犯人が敢えて共犯者を殺す、という行動について

真犯人は共犯者を殺さないだろう→共犯者を殺したのはもう1人の共犯者だろう、と、真犯人が「共犯者」として疑われることになる。市民の生き残りが少なくたくさん告訴出来ない状況では、告訴は真犯人と思われる方に集中する。うーん、けっこういい手かもしれない。

今回のラスト付近での真犯人の行動を分析

今回の真犯人sibazyunさんは、市民確定のyoshikichinさんの告訴に証言者として立候補、ペアを組んでいた。しかし、「受け取った訴状は7通」とあったことから、sibazyunさんは証言メールを送らなかったと思われる。
sibazyunさんは次のターンでyoshikichinさんが死ぬ(=告訴人死亡で告訴不成立)となることを知っていたはず。
何故失敗すると判っている告訴に立候補したのか→次のターンで告訴を免れた場合に疑われないように。
でもこれ訴状出さなきゃ意味ないと思うなあ…。