さらば長き眠り/妃は船を沈める/青銅の悲劇 瀕死の王
さらば長き眠り/原リョウ
- 作者: 原りょう
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2000/12/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (40件) を見る
妃は船を沈める/有栖川有栖
- 作者: 有栖川有栖
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/07/18
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (89件) を見る
事件そのものより「猿の手」をめぐる火村先生の解釈の方が面白かったな…。
それと、ネクタイをだらしなく結ぶ火村先生の癖、ずっと前から書かれてたけど、これってもしや火村先生の過去と関係があるんじゃ…と高柳刑事の指摘で初めて気付いた。
青銅の悲劇 瀕死の王/笠井潔
- 作者: 笠井潔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/25
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (37件) を見る
楽しみに買ったのに、本読む時間が取れない…。
舞台はフランスでなく、昭和が終わろうとしている頃の日本。語り手はナディアではなく、どう読んでも笠井潔自身がモデルの作家、宗像。宗像は矢吹と学生運動の頃の仲間らしい。
どっちかっていうと先にフランス編完結させて欲しい。
しかし、まさか矢吹駆シリーズ読んでガンダムが出てくる日が来ようとは…!
以下ネタバレです。ご注意を。
帯にでっかく「矢吹駆シリーズ」って書いてあるのに、矢吹駆が出てこなかった。しくしく。
矢吹駆のいない矢吹駆シリーズなんて、ただのミステリじゃん!いや、ミステリとしては、決して出来が悪いのじゃなかったけど…。
私やっぱあの思想的うんぬんが好きだったんだなあ。