RISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZO 2日目(19日)

どうもぐうたらぐせがついててきちんと長い文章が書けません。ちまちま書きます。ふつかめー。
18日はキャンパー用のライブ見てからタクシーでホテルに戻ったので五時間弱しか寝られませんでした。ちょっとつらい。やっぱフェスには体力必要ですね。
二日目は殆ど雨降りませんでした。よかったよかった。
◎:まるっと全部見た。 ○:結構見た。 △:ちょっとだけ。
MONGOL800→◎ケツメイシ→◎髭(HiGE)→△UA×菊池成孔→◎浅井健一→△THE NEATBEATS→◎ザ・クロマニヨンズ→○TWIN TAIL→○MO'SOME TONEBENDER→◎ギターウルフ→◎Radio Caroline→○帰ってきたSPECIAL SESSION→△LONDON NITE→△KEMURI
MONGOL800@サンステージ
二日目はベンジーモーサム→ウルフ→キャロのコンボが夜に控えていたので、前半はひたすら体力温存。レジャーシートからまったりモンパチ。特にファンではないので知ってる曲は「♪あーなーたーあに会いたくてーええー会いたくてーええー」ってやつ(タイトル知らない)と「小さな恋のうた」くらい。素直にノれて楽しかったです。「小さな恋のうた」がラストの曲で、PA裏でぐるぐる踊りまくってる若者の集団がいました。ちょっと一緒に踊った。
ケツメイシ@サンステージ
ワンマン見に行ったら高いだろうし多分見に行くこともないだろうからこの機会に観ておくか、くらいの気持ちで、同じくレジャーシートからまったりケツメイシ。「サクラ」くらいしか知ってる曲がないのでやってくんないかなーと思ってたら「ちょっと季節はずれだけど」と言ってやってくれました。なんか全体のボリュームが不安定で(歌ってる人じゃなくPA関係の問題)ちょっと聴きづらくて、残念だった。
◎髭(HiGE)@グリーンアオシス
アー写で見たボーカルの人の顔が好みだった、という理由でひげちゃん。これも遠くからまったりと。髭のボーカルさんとモーサムの百々と髪長い頃のチバユウスケレディキャロの真也、サングラスかけると大体おんなじ顔に見えませんか私だけですか。見るのが初めてなら音聞くのも初めてだったんですが、ドラムセットが2個あったのに驚いた。そのくせ特にドラムがうるさくは感じなかった。あの2個ドラムはどういう役割分担で叩いてるんだろう。髭の次が浜辺シゲキだったので、袖でドラムのチェックをするキュウちゃんが見えました。今年はシゲキもようこさんも見てないので、キュウちゃんを見たのはここだけです。
UA×菊池成孔@ムーンサーカス
行ったらムーンにあるまじき数の人でした。UA菊池成孔さんも喪服みたいな黒い衣装でシックな雰囲気。わりと真面目に聴こうと思って行ったのに、近くのお店のスープカリーが非常においしそうだったので、食べながら音だけ聞いてました。野外でUAの声って気持ちいい。スープカリーうまかった。
浅井健一レッドスターフィールド
直前までレッドでベンジーかアースで大江慎也か悩み、結局ベンジーを見に行きました。前のバンドと入れ替えでモッシュゾーンの前の方へ。ベンジー登場、「ハローエゾエンジェルス!」。いつも思うんですけど、ベンジー的に「エンジェルス」と「ベイビーズ」はどう使い分けてるんだろう。編成はドラムとベース(女の人)と、もう一人バイオリン&キーボードの女の人。最初何曲かは新曲やってましたが、「昔の曲やるわ」といって、ベンジーのギターとバイオリンだけでブランキーの「15歳」。イントロが鳴った瞬間の、オーディエンスから湧き上がった歓声は忘れられません。泣いてる人たくさんいました。皆で、ベンジーと一緒にフルコーラス歌いました。皆歌詞見ずに全部歌えるという(笑)。むしろベンジー歌詞間違ってたよ。他にブランキーからは「ディズニーランド」と「スカンク」。どっちもイントロが鳴った瞬間のお客さんの反応がすごかったです。特に「スカンク」はモッシュがすごかった。レッドスターフィールドのスタンディングゾーンは地面が微妙にでこぼこしていて時々干草の塊が転がっていたりで、転ぶ人続出でした。結構危なかった。JUDESherbetsの曲も「DEVIL」とか「サブマリン」とかやってました。あと「危険すぎる」も。MCは「全員でひっくり返ろうぜ」とか「皆また会うときまで元気でね」とか、いつもの感じ。椎名林檎来ないかなーとちょっとだけ期待してましたが、来ませんでした。
THE NEATBEATS@グリーンオアシス
時間的にちょっと見られないかなあと諦めてました、ニートベンジー終わって汗だくだったので着替えにサンステージのトイレ行ったら長蛇の列、どうせならグリーンの方のトイレ行って音だけ聞こう、とグリーン側のトイレで着替え。着替え終わってダッシュでグリーンに向い、最後2曲くらい踊りました。「♪黒いジャンパー」「♪裏地は、赤のチェックさ!」。ニートはどの曲も楽しく踊れます。全部聞きたかったなあ。
ザ・クロマニヨンズ@サンステージ
ヒロトマーシーの新バンド。甲本ヒロトって生で見るとやっぱカリスマ性というか、すごく人を惹きつける力がある。曲は単純な歌詞でロックンロール。人間人間言ってました。相変わらず細くてぴょんぴょんするヒロト。かっこいいです。そんなにハイロウズと変わらないように思えるんですけど(というかヒロトマーシーが組んでる限り音楽性が大きく変わるとは思えない)、何でハイロウズは活動休止なんだろう。この日甲子園の準決勝で駒大苫小牧の決勝進出が決まったので、ヒロトMC「駒大おめでとう。でも俺は西東京出身だから早実を応援する!」
クロマニヨンズ終了後、毎年恒例の花火が上がりました。エゾももう終わっちゃうのかーと、ちょっと寂しくなります。
TWIN TAIL@メインゲートくぐって左の方
「会場のどこかに出現!」と予告されていたTWIN TAIL。場所によってはクロマニヨンズ諦めなきゃかな、と思ってましたが、ベンジー終了後サンステージのトイレに行った際、セッティング中なのを発見しました。ドラムセットがどう見ても達也さんのだったので判りました。プロジェクタで映像流す関係でお客さん全員地面に体育座りです。豊田利晃監督の映像をバックに達也さんのドラムと照井さんのベース、勝井祐二さんのバイオリン。照井さん髪型が変わって普通のおじさんみたいになってました。エレキバイオリンの音を初めてちゃんと聴きました。へぇーこんな音出るんだーとちょっとびっくり。エフェクターの具合なのかも知れませんが、アコースティックのバイオリンとはかけ離れた音。何も知らずに音だけ聞いたらこの音はエレキギターだと思ったと思う。映像は、既存の色んな映像を切ったり張ったりしたような感じ。最初はずっと白黒だったけど途中からカラーも混ざってました。ストーリー性なし。東条英機とか牛のアップとか砂漠化する渋谷の街とか物騒なピタゴラ装置とか、そんなものが映ってた。音も、座って聞いているせいか、拳上げたり歓声上げたり踊ったりする感じではなく、静かに引き込まれるというか、飲み込まれる感じ。演奏は、あれは「曲」をやっていたんでしょうか、セッションだったんでしょうか。切れ目なく殆どずっと音出してました。映像も音もクールでストイック。一時間くらいずーっと見てましたが、座っててお尻が痛くなってきたのとモーサム見に行きたかったので、途中で席立っちゃいました。どれくらい演奏続けてたんだろう。
○MO'SOME TONEBENDER@アーステント
TWIN TAILをぎりぎりまで見ていたので、5分遅刻くらいでアーステントに着きました。アースに近づいたら「ロッキンルーラ」のイントロが聞こえたので、ダッシュでテントに入りました。客席後方からステージを見ると、ベースのマイクの所に誰かいました。髪が長くてボーダーのシャツを着た女の人。モーサムのメンバーではありません。誰?と思った瞬間には袖に引っ込んでしまってました。どうも椎名林檎だったみたいです。ちょっとだけコーラスしてたみたいですが、全然聞こえなかった。その後なんかベースの人が服脱いでチャンピオンベルト持って「うおおおおお!」って」やってたような。全然覚えてない。
ギターウルフ@アーステント
ウルフは音だけ聞いてても面白くないので前へ、身の安全とウルフの次がレディキャロであることを考えて、左側へ(右側=セイジさん=暴れる人多い=怪我、レディキャロの左=ウエノコウジ)。なんと最前列まで行けました。ライブ開始直前、目の前にわらわらとダイバーキャッチ用の外国人スタッフが。身が引き締まります。メンバー登場、いつものようにセイジさんビール一気飲み。んで「オールナイトでぶっ飛ばせ」。ユージくんんがマイクスタント蹴って吹っ飛ばして、最前とステージの間で写真取ってたカメラマンが怯えてました。スタッフさんが直しても直してもユージくんがマイクスタント蹴っ飛ばすので、そのうちユージくん用のマイクスタンドはステージの端っこのほうへ隔離されてました。ユージくんはステージ降りて柵の前まで来たりもしてました。ライブ中盤過ぎ、セイジさんがステージから下りていつものように客席から男の子の客を一人引っ張り出し、ステージへ。セイジさんが男の子に耳打ちしてましたが何やら上手く伝わらない様子。男の子へギター渡した後も身振りで「こう弾け!」的なことを伝えますが、やっぱり何か伝わらない。最終的にギターを持つ男の子の左手と右手を背後からセイジさんが掴みギターの弾き方を教える始末。ゴルフのコーチっぽい体勢を思い浮かべて下さい。…いいな。結局セイジさんそのコーチ体勢から技をかけて男の子を押し倒してました。その後ギターを取り返して照明用の柵に上り、そっからステージにダイヴ!毎度毎度よく怪我しないなあ。外国人スタッフは「なにやっとんねん」的な目でちらちらステージを見てました。あとダイバーはやっぱり右側に集中してたので、私の目の前にいた外国人さんは暇で、心なし残念そうでした。…ダイバー捕まえるのって楽しいのかな。
Radio Caroline@アーステント
ウルフからそのまま動かず、キャロ。舞台転換の間、セイジさんが動かてしまった照明をスタッフさんが直してました。サウンドチェックでキャロのローディーさんがドラム→ベース→ギターの順でマイクのチェックをしてたんですが、「元ミスターシーンでーす」→「ウエノでーす。…面白いこと言えません」→「パッチでーす。…面白いこと言えませんごめんなさい」と。彼が何か言うたびに客席から拍手が起こってました。曲は何やってたかあんまり覚えてない…真也が2曲歌ってました。「TIME」と、この前出たシングルのカップリングの奴。ウルフの後で耳が死んでたのかPAが悪かったのか、何演奏してんのかわからない所がしばしばで残念。ウエノさんは王子様スタイルのお辞儀を乱発、ベースにもセクハラかましまくってました。
○帰ってきたSPECIAL SESSION@レッドスターフィールド
いい加減夜中で寒くなってきたので上着を着て腹ごしらえをした後、スタッフスペースとの仕切りの柵に上ってカクテル片手で見てました。酒飲みながらまったりこの演奏聴けるって贅沢。私が見てたときはモーサムの百々さんが入った編成で演奏してました。今回FRICTION、TWIN TAIL、このセッションと達也さんが出るのは全部見ましたが、拳振り上げて「うおおおお!」ってやるようなのは今の達也さんのテンションではないのかなあ。なんで最近ロザリオスやんないのか、ちょっと判る気がした。演奏は最高でしたが、もうちょっとアーティストの飛び入り参加とかあったら楽しかったのに。2時スタートで終了時間は書かれてなかったのですが、3時半くらいで終わってしまいました。もうちょっと聴きたかった。
LONDON NITE@グリーンオアシス
帰ってきたSPECIAL SESSIONが終わったら特に聴きたいのがなかったので、なんとなくロンナイへ。座って聴いてたら数分間寝てしまいました。流れてた曲もあんまり好みじゃなかったので、そそくさとサンに戻りました。
KEMURI@サンステージ
大トリのケムリ。朝5時にダイブしてる人がいるよ…。全然曲知らなかったんですが、最後何曲かやけくそで踊ってました。アンコールあったけど、例年大トリってアンコールありでしたっけ?ケムリも予想外に楽しかったけど、やっぱり大トリは誰もが知ってる曲持ってる人とか知らなくてもノれる曲やってくれる人がいいなあ。
今年はぎりぎり朝日見れるかなあと思ったんですが、雲があって日の出は拝めませんでした。荷物まとめてシャトルバスに乗る列に並んでるときに、ようやくお日様が。

あー来年も行きたい。