こころ/夏目漱石・榎本ナリコ

こころ (ビッグコミックススペシャル)

こころ (ビッグコミックススペシャル)

両足を捻挫された犀川さん(お大事に!)の足をしていて、日文の研究室にお邪魔して、そこにありました。かの名作「こころ」の漫画です。「こころ」は第三部の「先生と遺書」の一部分を高校の現代文でやって、その後に文庫で全部読みましたが、正直現代文でやった所しか覚えてないです。
ぱらぱら見てみると、どうも舞台設定が現代らしい。そんなら「私」(=先生)が「K」を欺いてお嬢さんと結婚しようとするところはどうなるのかと思い、「先生と遺書」の部分だけ拾い読み。なるほどこうなるのか…。こんなお嬢さんはイヤだ。
舞台が現代なので、「K」の「道」とか「精進」とかいう言葉がすごく浮いて見えます。
私は文庫版読んだときから主人公(≠先生)が実家飛び出した後どうなったか気になって仕方がない。