RISING SUN ROCK FESTIVL 2008 in EZO 二日目(8/16)

二日目!朝起きてカーテン開けたら天気微妙…。
ゆっくり起きてドトールで朝ご飯して、去年は達也に遭遇したなーとか考えつつ移動。
麻生駅でシャトルバスに乗ったら、窓の外は雨。今日もか…と思ったら、なんと会場が近づくに連れて止んでいくじゃあありませんか!

会場着いたの11時過ぎ。ぴっかぴっかに晴れてました。日差しが痛いくらい。ロックの神様はツンデレらしい。
テンション急上昇ですよ。サンステージには怒髪天のでっかい旗もあったし。
レジャーシート敷いて、昨日は暇がなくて買えなかった公式グッズの列に並ぶ。結構色々売り切れてました。手ぬぐいとドロップ欲しかったのに。でもギリギリでパーカーが買えた(展示品売ってもらった)のでOK。
さて、いよいよライブです。
そういや今年のサンステージのアーティスト登場前のSEはブランキージェットシティの「古い灯台」です。99年の時のSEと同じらしい。「古い灯台」ってあんまり好きな曲じゃなかったけど、今度からこの曲聴くとテンション上がりそう。
◎:全部見た ○:結構見た △:ちょっとだけ見た
怒髪天→◎MONGOL800→○BEAT CRUSADERS→◎ザ・クロマニヨンズ→○Mr.Children→◎SHERBETS→△BOOM BOOM SATELLITES→◎The Birthday→◎LOSALIOS→○EZOIST外伝 石狩カバー・サミット08→◎東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天@サンステージ
ウェスの山本さんが挨拶に登場。「道民として、このバンドを紹介できることを誇りに思う」という言葉と共に、怒髪天
ついにサンステージに来ました怒髪天。10年目、二日目メインステージのトップバッターとして、これ以上ふさわしいバンドが他にいるだろうか。気合充分で前の方で見ました。
まずシミさん、上原子さん、坂さん登場。皆着物ですよ!坂さんは人力車の車夫みたいなのだったけど。んでシミさんは真っ赤な着流しに頭がスーパーサイヤ人
そして、北島三郎の「祭」が流れる中、着物姿の兄ィが登場。神輿に乗って。しかも神輿の担ぎ手はフンドシ姿で刺青ありのお兄さんたち+祭太郎。笑いすぎて死ぬかと思った。あの男衆どっから連れてきたのw
兄ィ「フンドシステージにようこそ!」「完全に趣旨間違えてるけど、『祭』だろ!?」ええ祭ですとも!
兄ィは着流しの上に鋲ベルトという、着物でパンクな装い。いつものようにコームで頭セットして、コームは客席へ。青空の下を舞う白いコーム!結構近くに飛んできた。惜しかった。
そして、一曲目からいきなり「酒爆」!いやあもうたまりません。
ロクデナシでは兄ィ「ロックでないやつは?」客「ロクデナシ!」
金沢で行った怒髪天のライブって小さいとこでやったので、サンステージに怒髪天好きが集まってんのが嬉しかった。
ドンマイ・ビートではビークルのケイタイモが登場。お面のままで一曲キーボ弾いてました。お客さんに「また後でー!」って言われてた。
「私って何で生まれてきたんだろうとか、何のために生きてるんだろうとか、理由なんかありませんからね。ただ生きてりゃいいんだよ。生きてりゃ来年、またこうやって遊べるんだから」という兄ィのMCの後、こないだレコーディングしたばかりという新曲。「生きてるだけでオッケー」っていうサビでした。これいいなあ。
ラストの「サスパズレ」は、あの大人数での「ラーララーララーラララー」が楽しいの何の。曲間で、兄ィ「さわお走り禁止ギター!」って叫んでた。(怒髪天の後に山中さわおクリスタルパレスがあったから)
M1-酒燃料爆進曲
M2-夕暮れ男道
M3-ロクでナシ
M4-アストロ球団応援歌
M5-宿六小唄
M6-ドンマイ・ビート
M7-生きてるだけでオッケー(新曲)
M8-ビール・オア・ダイ
M9-サスパズレ
どの曲か忘れましたが、酒爆の後一回引っ込んだフンドシ男衆がもっかい出て来て(サスパズレかな)、しかも兄ィに言われて後ろ向いた。ケツが…!
あと、兄ィMC「昨日、某雨降りバンドPのSイチロウさんから、『お前らから男気を取ったら何も残らない』って言われた」伏せてねえ。
それともう一個、どこでか忘れましたが、兄ィの口から「トシロウ」という名前が。音楽がらみでトシロウさんって一人しか思いつかないんですけど…この件は後述。
楽しすぎた。
惜しむらくは、酒爆とビールオアダイやったんならヘベレケレレヨ〜も聴きたかったな、と思ったら…これも後述。
MONGOL800@サンステージ
怒髪天でいい汗かいたので、着替えたりご飯(ジンギスカン丼。うまかったー)食べたりしつつモンパチ。知ってる曲は「あなたに」と「小さな恋の歌」だけです。
晴れてるし、風が気持ちいいし、ジンギスカンうまいし、いい音楽は聞こえてくるし、最高ですね。なんだかサンステージは音響が微妙だったけど。音が割れたりクリアになったり音量が上がったり下がったり。
M1-あなたに
M2-安里屋ユンタ
M3-ラッキー8
M4-大迷惑
M5-小さな恋の歌
M6-さよなら
M7-琉球愛歌
M8-face to face
M9-愛する花
M10-Don't Worry,Be Happy
M11-Party
モンパチ終わって、酒を仕入れにレッドスターフィールド横のレッドスターカフェ(のーやんテント)へ。
そしたら、なんと近くにイマイさんとキュウちゃんが!!
キュウちゃんはお店の人と話しこんでたので声かけられずでしたが、イマイさんには握手&一緒に写真とって貰いました!アーティストの方に握手してもらったりサインしてもらったことはありますが、一緒に写真撮ってもらったのはこれが初めてです。イマイさん、ルードギャラリーのTシャツ着てた。
このときレッドスターカフェでは、誰かが替え歌歌ってました。「もうシャブなんてしない」(もう恋なんてしない)「メタボリックが止まらない」(ロマンティックが止まらない)とか。誰か知りませんが楽しかったです。
BEAT CRUSADERS@サンステージ
そんなこんなでレッドスターカフェで時間を過ごしすぎて、サンに戻ったらもう始まってたビークル
相変わらずの×××コール。
レジャーシートに座ってカクテル片手で、もう気分良すぎて昼寝しそうな勢い。
まったーり聴いてたら、何やらスペシャルゲストその1とかで、怒髪天の四人が登場!
ケイタイモ貸してもらったお礼なのか?びっくりして起きた。そしてスタンディングゾーンへ走った。
ビークルの演奏で、やった曲は「ヘベレ・ケレレ・ヨ〜」。これ怒髪天でやって欲しかったなーって思ってたのよ!
♪明日へ向かって千鳥足〜!
ゲストその2もいました。誰か判らなかったですが、ブッチャーズの人だったらしい。
SE-カトウタロウ/マシータの注意アナウンス
SE-〜SASQUATCH〜
M1-TIME FLIES,EVERYTHING GOES
M?-ISOLATIONS
M?-CHINESE JET SET
M?-DAY AFTER DAY
M?-ヘベレ・ケレレ・ヨー
M?-SUMMER END
M?-TONIGHT,TONIGHT,TONIGHT
M?-BE MY WIFE
M?-FOOL GROOVE
M?-CUM ON FEEL THE NOIZE
ザ・クロマニヨンズ@サンステージ
モッシュゾーンに突撃してクロマニヨンズ
メンバーは上半身裸。相変わらず細ええ。
M1-クロマニヨン・ストンプ
M2-ギリギリガガンガン
M3-うめえなあもう
M4-ヒャクレンジャー
M5-くじらなわ
M6-スピードとナイフ
M7-エイトビート
M8-レッツゴー宇宙
M9-キラービー
M10-歩くチブ
M11-紙飛行機
M12-タリホー
「うめえなあもう」の「すすむー」「ヒャッホー!」←とか「くじらなわ」の「引っぱって」「オイ!」←とか「歩くチブ」の「全身恥部」「イエー!」←とか、叫びながらのモッシュが楽しくて仕方がない。
「くじらなわ」は後半「ジンギスカン」「ケガニ」「メロン」になってた。
面白いMC色々してた気がしますが、全然覚えてない。ヒロトがやたらカタコトだったのは覚えてる。昔からこんなカタコトだったっけ?
終わって下がる時、ヒロトがズボン脱ぎかけた。毎年のことですが、今年はカメラの位置と角度的に、大事なところがステージ横のモニタに映るかどうかギリッギリでした。クロマニヨンズのライブで一番汗かいたのは、実はあの瞬間のカメラマンさんじゃないだろうか。
押し寄せてくるミスチルファンに負けじと下がってレジャーシートに戻りました。
一発目が怒髪天で直前がクロマニヨンズという配置は、実はミスチルファンに対する牽制じゃああるまいか。「桜井さ〜ん(うっとり」なんて人がミスチル待ちでクロマニヨンズの時前の方にいたら、きっと一生の思い出になったことでしょう。
このサンステージでのビークルクロマニヨンズの裏では、ボヘミアン勝手にしやがれがやってました。こっちも楽しかったけどそっちも見たかったあああああ!今年ははまじで被りに泣いた。
Mr.Children@サンステージ
実はねえ、好きなんですよミスチル。人生で最初に買ったCDは「イノセントワールド」だったし。
「掌」なんて大好きで、PVも神だし。一時期集中的にミスチルを聴いていた時もありました。余りに「NO WAR!」的な曲ばっかですぐに飽きたけど。単純な「NO WAR!」より、ベンジーが歌う「平和な世界がやってきたらきっと、退屈で僕は生きてはいけないだろう」とか、「戦場に行きたい」「もちろん世界中がしあわせになれればいいけど、どうやら僕たちは増えすぎた」とか、「お前には悪いが、これが俺の仕事さ」とか、そんなひねくれた感じが好き。
で、まあちょっと楽しみにしてたミスチルですが、新曲ばっかで全然わかんなかった。
おーCDと同じ声だーとか言いながら聴いてた。
シャーベッツ@レッドに行くために、20分くらいしか聞かなかったけど。
M1-WORLDS END
M2-HANABI
M3-少年
M4-横断歩道を渡る人たち
M5-くるみ
M6-フェイク
M7-掌
M8-HERO
M9-GIFT
SHERBETSレッドスターフィールド
日が暮れて急に寒くなってきた。
シャーベッツのライブスタートが午後七時前。こっから本当に朝方まで休みナシです。
レッドに移動してシャーベッツ待ちしてたら、サンから「くるみ」が聴こえてきて、ちょっと惜しいことしたなあとか思ったり。「掌」もやったのね。聴きたかったなあ。
SHERBETSは「ミラクル」も「GOD」も私的にはちょっと微妙だったし、活動再開してからのライブには行ってないので、はたしてどんなもんかと、ちょっと斜めになって待ってました。言っちゃ何だが最近のベンジーにはあんまり期待してない。
ベンジー登場、「ハロー」の一言でライブスタート。
M1-カミソリソング
M2-HIGH SCHOOL
M3-アンドロイドルーシー
M4-Fire Bird
M5-並木道
M6-Hippy Junky Surfer
M7-Johnny Hell
M8-小さな花
M9-WAY
M10-J.J.D.
M11-Merry Lou
予想外に古い曲が中心でした。「Johnny Hell」と「WAY」は浅井健一名義の曲ですね。それもやるんだー。
HIGH SCHOOL」とか「J.J.D.」はアホみたいにテンション上がったし、中盤のシャーベッツらしい深い曲も、すんごい沁みた。
この日のベンジーは凄かった。
生で聴くあの声の存在感は、やっぱり凄い。声だけじゃなく、あの赤いグレッチの音も凄まじかった。弦弾くだけであんな音が出るなんて、信じられない。ギターを演奏してたってより、ギターが鳴ってた(伝わるのかこのニュアンスの違い)。
やばいな。こんなライブ見せられたら、ファンやめられないじゃん。
MCはほとんどなかったですが、メンバー紹介してました。「We are Sherbets.」
シャーベッツが終わった後、次のバースデイまでちょっと時間があったので、腹ごしらえタイム。
入場者が多いせいか、飲食店はどこも長い列。座れる場所もなくて、芝生に座ってオムソバ食べてたら、花火が上がりました。
座っていたのがたまたまいい位置で、真正面に綺麗に花火が見れました。
毎年花火が終わると、ちょっと悲しい気分になります。今年も終わってしまう…。
BOOM BOOM SATELLITES@ムーンサーカス
トイレに行きがてら、ムーンのブンブンをちら聴き。ブンブンも大好きなのー。でもバースデイ見に行くのー。
こんな空の下、ムーンでブンブンで踊れるなんて、絶対楽しいって。
M?-Intergalactic
M?-Morning After
M?-Eazy Action
M?-Dig the New Breed
M?-Under Dog
M?-Dive for you
M?-KICK IT OUT
M?-Ghost & Shell
後ろ髪引かれまくりつつボヘミアンへ。うっうっ…頼むからツアーしてー絶対行くー。
The Birthdayボヘミアンガーデン

前日ヨコロコ見た時は雨で大変でしたが、この日は薄い雲の向こうに月も出ていて、ステージの上の布が風にはためいて、いい雰囲気でしたボヘミアンガーデン。チバが気に入るのも判る。でもサンに帰ってきてーやっぱ遠いわ。
いさぎわるくムーンから聴こえてくるブンブンに耳を澄ましつつ、バースデイ待ち。
四十路のチバさんはくりんくりんパーマに戻ってました。
M1-新曲
M2-カレンダーガール
M3-シャチ
M4-MEXICO EAGLE MUSTARD
M5-ALRIGHT
M6-Lock On
M7-LAZY SUBMARINE
M8-モンキーによろしく
M9-NIGHT LINE
M10-SHINE
M11-KIKI The Pixy
M12-LUCCA
M13-ガーベラの足音
M14-6つ数えて火をつけろ
M15-stupid
M16-涙がこぼれそう
M17-アリシア
EN1-Nude Rider
EN2-ハレルヤ
ライブ見すぎなのか一曲目の新曲を全く覚えてないぞ…。
割と激し目の曲が続いてモッシュモッシュモッシュ。狭いライブハウスで音の洪水に飲まれるのも楽しいけど、野外はどこまでも音が抜けていく。モッシュで熱くなった頬に時々涼しい(本当は寒いくらいなんだろうが)風が当たって、気持ちがいい。
この日のチバさんは割りと歌詞間違えてました。「KIKI The Pixy」の「北斗のオレンジ」が「オレンジの何とか」になってたり。チバもお客さんも皆笑ってた。
最近は何だかオールライトよりもシャインが効きます。
キレイさ 全てが 輝いてる こんな日には 争いも黙るだろう
音楽のフェスは戦争の対極にあるものなんだって、そう言ったのは確かベンジーだった。
本当に、今のこの景色のことだと思った。
「6つ数えて火をつけろ」のシャウトはこの夜に似合いすぎだった。
「スチューピッド」は勿論「ライジングサンの腹の中か?」に。判っててもやっぱこれ聴くと上がる。
音源になってない「涙がこぼれそう」は、タイトルの割りに激しい曲。CDが楽しみ。
MCは、キュウちゃん「ボヘミアン、気に入ってしまいました」チバ「ライジングサン最高だね」
アリシア」で「ラララララーララー」を一緒に歌ってメンバーが下がって、さあ次はレッドでロザリオスだ!と後ろに下がったら、なんとアンコールあるじゃないの。
失った水分を補いつつヌードライダーを聴いて「ラッタッタッタタラッタ!」を一緒に叫んで、さあロザリオス!と思ったら、さらにもう一曲。勿論聴きたいしでもロザリオスも捨てらんないし…!
チバがアカペラで歌う「ハレルーヤー ハーレルーヤー」なんて聴いたら、動けるわけないじゃないか!
ハレルヤ全部聴いて、チバの「また来年」で本当に終わり。本来の終了時間から15分も押してました。ただでさえ一時間半もやったのに、本気でワンマン並み。
終わるやいなや半袖のままでレッドに走りました。寒くなかった。
LOSALIOSレッドスターフィールド
走ったけど、レッドはレッドで押してたらしく、余裕で間に合いました。
最近の中村達也がやってんのはロック!て感じじゃなくて、静かで熱い、みたいなのが多かったので、久しぶりのロザリオスはかなり楽しみ。
セッティング見てたら、ど真ん中にベンジーのアンプと、歌う用のマイク。
ライジングサン10周年記念本のインタビューで、ロザリオスベンジーが出るのは知ってました。でも期待するまいと思ってた。
まず登場したのは、ドラム中村達也、ベーストキエさん、ギター加藤チャーハンこと加藤隆志スカパラ)、ギターアイゴンこと曾田茂一というロザリオスの中心メンバー。
達也「ようやくこの日がやって来たぜ!」
この四人で何曲か。タイトルは覚えてませんが、聴き覚えがあったから、CDに入ってる曲。
そこにトランペットのタブゾンビ(ソイル&ピンプセッションズ)が加わって、更に何曲か。
更にエレキバイオリン勝井祐二さんが入って何曲か。
後半の衝撃のせいで、前半は良く覚えてない。
達也はレッドが似合います。
この辺だったか、曲が終わったら別のステージから音が聞こえてきて、達也「騒がしいな」客「かき消しちまえ!」というやり取りが。
あと突然達也が「グループ魂…電気グルー…グループ?」とか言い出して「グルーヴ!」って客に突っ込まれてた。一体突然何を言い出したのか、グループ魂だの電気グルーヴだのがどうしたのか、見てた時は全く判らなくて、客どころかメンバーの頭の上にも?マークが浮かんでたけど、今考えると、あれは「騒がしいな」からの流れで、その音を出してるバンドに言及してたのだろうか…。ちなみに時間と場所から考えると、「騒がしいな」の原因はグリーンのペズモクだと思われます。
勝井さんとタブゾンビ、アイゴンが下がって、達也の「クレイジー・ブラウンヘアー!」の呼びかけで、ベンジー登場。
皆一斉に前にダッシュ。そんで四人でセッション?ベンジー昔のロザリオスのアルバムに参加してるから、その曲とかかも。それもこれも、この後の衝撃のせいで、覚えてない。
「レッツらゴー」っていう、いかにもベンジーらしい掛け声の後、聴こえたのは…
サリンジャー」のイントロ!!!!!!!!
もうね、全身の血が沸騰したと言いますか。これでもかってくらいジャンプしました。体が勝手に。オーディエンス全員がそんな状態で、モッシュがすごいことに。んで全歌詞熱唱。ハイホー!ミスタージェーディー!サリンジャー!テルミーホワーイ!!全部歌えるんですよ当たり前じゃないですか。
続いて、「ガソリンの揺れ方」!!!!!!!!!
もうたまらん。もう無理。
達也がいて、ベンジーがいて、でもベースはトキエさん(チャーハンがいたかどうかは覚えてない)。でもこの勢いでモッシュしてたら、正直ベースの音の違いなんて判らないし。
きっと、10周年のプレゼントだったんだと思う。
もう、泣きそうになった。達也とベンジーブランキーの曲やってくれたのが嬉しいのが、そこに照井さんがいないのが悲しいのか、判んないけど、泣きそうになった。
トキエさんは大好きなんだけどさ。ほんと、なんで照井さんいないの。多分まだいるんじゃんよこの会場に。
私の今年のベストアクトは、このロザリオスです。ベストってか、達也とベンジーブランキーの曲やるなんて、ジョーカーだよ。そんなんやられたら、他を一番になんか出来るわけないじゃん。ずるい。
ガソリン終わってベンジーが下がって、その後も何曲かやりましたが、呆然としてて覚えてないです。
M1-HAE
M2-Hit Man
M3-SICK
M4-REPO MAN
M5-エメラルドの砲撃
M6-風の名前
M7-THREE DOG NIGHT
M8-サリンジャー
M9-ガソリンの揺れかた
M10-Snake and Steak
M11-Anaconda
M12-IQ 69
○EZOIST外伝 石狩カバー・サミット08@ボヘミアンガーデン
ロザリオス最後まで見てボヘミアンへ走る走る走る。ロザリオスの終了予定時刻とエゾイストの開始予定時刻は同時です。
私が着いた時は、ボーカルうつみようこさん、ギター上原子さん(怒髪天)、ドラム坂さん(怒髪天)、ベース誰?(→ピロウズのサポートベースの鈴木さんだったらしい)、キーボード奥野さん(ヨコロコ)で、レッドツェッペリンの曲やってました。続いて、ようこさん「目つぶったら今度は中島みゆきになりまーす」と言って、中島みゆき「恨みます」。嵌りすぎて怖い…。
どうやら今年のエゾイストに道産子縛りはないらしい。ただの超豪華なカラオケ大会。
メンツはヨコロコ+怒髪天フラカンピロウズでシャッフルといった感じ。
カバーサミットって、年末に下北でやってるカバーライブのエゾ出張版みたいなもんか。下北のは行ったことないけど。
ようこさんが歌い終わると、兄ィ登場。どうやら兄ィが司会で、一つ終わるごとに出て仕切ってるらしい。
続きましては、ドラムキュウちゃん、ベースウエノさん。おおこのリズム隊は!今回ウエノさんが出るライブは見に行かなかったので、ここで初めてウエノさん見た。一緒に行ったsuesawaさんはこれが初ウエノコウジだったらしい。こんなんで見なくても…。
このリズム隊にプラス、兄ィ「ボーカルは意外な人!」って言われたら、一瞬期待しちゃいましたよ、チバかって。この時間(注:エゾイストは0:30スタート)にチバが歌える状態なわけないか。
登場したボーカルはさわおさん。ギターはピロウズのピーちゃんとフラカン&ヨコロコの竹安さん。曲はオアシスを二曲。さわおさん、ファッションはオアシスを意識したんだそうです。
次、キュウちゃんが一回引っ込んで、兄ィに「だっさい」言われながら登場したのは、ベースシミさん(怒髪天)、ギター上原子さん(怒髪天)、そして着替えたキュウちゃん、ボーカルはフラカンの鈴木圭介さん。皆さん。時代を感じさせる服装です。袖とか裾が切ってあったり。ハードロックらしい。下北で入手した衣装は一人三千円だとか。
これは鈴木さんの希望らしく、やったのは「アースシェイカー」というバンドの曲を二曲。最近再結成した「アースシェイカー」を来年は是非ライジングサンに呼びたいので、そのための根回しとして、若い人にアースシェイカーを知ってもらう狙いらしい。
それにしてもだっさい(笑)。
次、ギター竹安さん、ベースグレートマエカワ、キーボ奥野さん、ドラム着替えたキュウちゃんという「ほぼヨコロコ」な編成になって、兄ィの無茶振りが炸裂。この曲はお前が似合うから、と振っていったらしい。
まず、ボーカルで勝手にしやがれ武藤さん。曲は「片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生」てやつ(→沢田研二の「サムライ」だそうです)。なるほど武藤さんのあの衣装はジュリーなのか?ドラム叩いてなくて歌う武藤さんって初めて見た。それでも両手両足がリズム刻んでた。
そしてボーカルチェンジで、ブラフマンのトシローさん登場。怒髪天の時に出た「トシロー」はこのせいか!私てっきりトシローさんこのために北海道に来たんだと思ってましたが、普通に出演者だったんですね。
兄ィに「バンドのイメージとか大丈夫なのか?」と心配されるくらい服装もばっちり決めて、「あんたに〜」って曲(→「あんたのバラード」)。
その次はビークルのヒダカさんが。お面は着けたまんまで、曲は松山千春の「果てーしーないー大空とー広いー大地のーその中ーでー」っての(「大空と大地の中で」)。
この辺でメタルチックスのよっちゃん登場。中村達也ブランドのつなぎ着てました。そんでコーラスとか。よっちゃん、今回何と呼ばれてないので自費で参加だそうです。
以上の三つが終わって、セットチェンジがあるらしく、その間ようこさんと坂さんで「場末のスナックのような余興」。ようこさんがギターの準備する間、坂さんに「何かしゃべっといて」って振ったり。坂さんしどろもどろ。ようこさん、宇多田ヒカルの母(藤圭子)の曲「夢は夜開く」。坂さんは手拍子。いらねぇw
そしてセットチェンジが終わり、次はサザンオールスターズのコピー、その名も「破綻オールスターズ」。皆さんアロハとか、夏っぽい服装です。
ボーカル兄ィ、ギター上原子さんとビーチェス?の人、ベースウエノさん、ドラム武藤さん、キーボ奥野さん、「奥野の影の声」よっちゃん、そして勝手にしやがれから田浦さんとカズさん、スカパラからパーカス大森さん。って大森さんこの後スカパラ大トリじゃんいいのこんなの参加してて。
そんで「勝手にシンドバッド」とか。「桑田さん意外にキーが低かった」とか言いながら、兄ィ普通に上手いよ。ちょっと演歌っぽくなるのはご愛嬌。
よっちゃんボーカルの曲とかありつつ、サザンの曲を何曲か。
その後、兄ィ「あんなカッコイイので終わらせられるか!」と山中さわお登場。さわおさんこの曲を知らなかったらしく、「昨日ピロウズの本番だったのに、終わった後カラオケに連れて行かれて、サザンファンのマネージャーにダメだしされながら、20回以上も練習させられた」とのこと。兄ィの無茶振りすげえ!曲は「いとしのエリー
これがまた面白いしかっこいいし普通に上手いし。初めて「あ、この人プロの歌手なんだ…」と思いました。(それまで何だと思ってたのか)。いやバンドのボーカルの人って、あんまり「歌手」って感じじゃないじゃないですか。
さわおさん、ラストの「エリー、マイラーブ、エ〜〜〜〜、リィィィ〜〜〜〜」を「エ〜〜〜〜」で止めちゃって、さわおさん以外の全員が「?」って感じで、変な間が生まれた。さわおさん「? 何この空気」。で兄ィに何か言われたらしく、慌てて「エ〜〜〜〜、リィィィ〜〜〜〜」と。
その後兄ィボーカルに戻って何曲か。何故かもう一回勝手にシンドバットやってた。
そして、「去年五つもバンドやっといて、何でお前は歌わないんだ」という意見があったらしく、次はキュウちゃんボーカル。キュウちゃん「個人的には横浜アリーナでやるよりも日本武道館でやるよりも緊張しております」とのこと。んで少しでも恥をかかないため、LOW IQ 01のボーカルの人と、あと何故か「水曜どうでしょう」でミスターとか社長とか呼ばれてる人(鈴井さんというらしい。大泉洋の事務所の社長だとか)が登場。
曲は松山千春「長い夜」。楽しかったけど、楽しすぎてキュウちゃんの歌声をよく覚えてない。惜しいことした。
最後、今までの全員が出てきて、キュウちゃんセレクトの一曲、RCサクセション「雨上がりの夜空に」
さわおさんが客席にダイブした!来年はキヨシローが復活してればいいねー。
以上で、二時間以上に及ぶエゾイスト終了。
めちゃめちゃ楽しかったけど、フェスでやるには内輪ノリが過ぎるんじゃないかと思わないでもない。ボヘミアンでならいいかな。
ちゃんとしたセットリストは以下。
うつみようこ&YOKOLOCO BAND
M1-JUMP(VanHalen)
M2-Burn(Deep Purple)
M3-津軽海峡冬景色(石川さゆり
Vo:うつみようこ G:上原子友康 B:鈴木淳 Key:奥野真哉 Dr:坂詰克彦
M4-Every Breath You Take(The Police)
M5-Immigrant Song(Led Zeppelin)
M6-恨みます(中島みゆき)
Vo:山中さわお G:竹安堅一 G:真鍋吉明 B:ウエノコウジ Dr:クハラカズユキ
M7-Live Forever(oasis)
M8-Rock 'N' Roll Star(oasis)
Vo:鈴木圭介 G:上原子友康 B:清水泰而 Dr:クハラカズユキ
M9-MORE(アースシェイカー)
M10-RADIO MAGIC(アースシェイカー)
G:竹安堅一 B:グレートマエカワ Key:奥野真哉 Dr:クハラカズユキ Cho:吉村由加
M11-サムライ(沢田研二)
M12-あんたのバラード(ツイスト)
M13-大空と大地の中で(松山千春)
Vo:うつみようこ Dr:坂詰克彦
M14-夢は夜開く(藤圭子)
破綻オールスターズ
Vo:増子直純 G:上原子友康 G:ヒサシ the KID Key:奥野真哉 B:ウエノコウジ Dr:武藤昭
Cho:吉村由加 Per:大森はじめ Tp:田中和 T/Sax:田浦健
M15-勝手にシンドバット(サザンオールスターズ
M16-ミス・ブランニュー・デイサザンオールスターズ
M17-わたしはピアノ(サザンオールスターズ)
M18-いとしのエリーサザンオールスターズ
M19-思い過ごしも恋のうちサザンオールスターズ
M20-勝手にシンドバット(サザンオールスターズ
M21-長い夜(松山千春)
エゾイスト終わったら午前三時。もう寒いのなんの。震えながらラーメン食ってたらサニーデイ・サービス見れなかった。ちょっと残念。
シャーベッツ見に離れて以来、何時間ぶりかでシートに戻って、防寒着着込んでしばし休憩。

もう夜明け前です。空がきれい。今年も終わりか…。
ちょっと休んだらもうスカパラが始まる時間。疲れまくりの体を引きずって、スタンディングゾーンへ。
東京スカパラダイスオーケストラ@サンステージ
初めて見た、9人のスカパラ。冷牟田さんが抜けたところを全員でカバーしてるのが判る。最後の力を振り絞って踊る踊る。
谷中さん「スカパラアメリカでもヨーロッパでも色んなフェス出てますが、ライジングサンは世界一のフェスだと思ってます!」
踊ってる間にどんどん夜が明けていく。
M1-スウェーデンの城
M2-(We know It's)All Or Nothing
M3-Tongues Of Fire
M4-A Song For Athletes
M5-Warrior Chant
M6-Punch'n Sway
M7-Ska me Crazy
M8-ルパン三世 '78
M9-追憶のライラック -Trumpet Dub-
M10-Perfect Future
M11-White Light
M12-Pride of Lions
EN1-Come On

こんな綺麗な朝日、初めて見た。
曲の合間にスタンディングゾーンから、持っていた使い捨てカメラを太陽の方に向けて、ファインダーも覗かずにシャッターを切った一枚(もちろんアーティストは撮ってないぞ!)。こんなのが撮れてた。我ながらちょっとすごい。
谷中さんが「セクシーな夜明けだ」って言ってた。
谷中さんがメンバー紹介したら加藤さんが一人忘れ去られてたけど(笑)。加藤さん真ん中であんなに頑張ってたのに!
ラストのCome Onは、もうほんとに完全燃焼でした。


ぜーんぶ終わって、飛行機の時間にちょっと余裕があったので、綺麗な青空を見上げながらレジャーシートで休憩。
楽しかった…。ほんとに、楽しかった…。


新千歳空港でたくさんお土産を買って、帰宅。昼過ぎには自分のアパートに着きました。
簡単に帰れすぎて、何だか魔法が解けた気分。
本当に、すばらしい10周年でした。勿論来年も行きたい。